投資信託とETFの違い

こんにちは!へーわです。

投資信託とEFTって「投資初心者には おすすめです」ってよく言われますよね!

ただ違いが分かりづらいので、確認してみました。

違い①:上場してるか してないか

投資信託もETFも投資家からお金を集めて、投資のプロが運用する投資商品です。

ETFはExchange Traded Fund の略で、日本語では「上場投資信託」と言います。

ETF(上場投資信託)は上場している投資信託です。投資信託は上場していません。

上場すると証券取引所で売買することができます。

つまり投資信託には上場しているモノと上場していないモノがあり、上場している投資信託を「ETF(上場投資信託)」と呼び、上場していない投資信託を「投資信託」と呼びます。

違い②:手数料

手数料には「購入手数料」「管理手数料」「売却手数料」があります。

購入手数料

購入手数料は購入する時に発生する手数料です。これは投資信託もETFも基本的には発生します。

投資信託は商品や販売会社ごとに定められた購入手数料が発生します。しかし、最近はノーロードと言われる購入手数料が発生しない投資信託があります。

ETFは、株式を購入するのと同じように証券会社で決められた売買手数料が発生します。しかし、最近は楽天証券やSBI証券で購入手数料無料・売却手数料無料のETFがあります。

投資信託もETFも長期積立に向いているインデックス連動の商品は購入手数料無料の場合が多いです。

管理手数料

管理手数料は運用期間中に発生する手数料で信託報酬と呼ばれます。これは投資信託もETFも運用期間中ずっと発生します。

ただし、別途支払うのではなく投資信託が保有している財産の中から「純資産総額に対して何%」といった形で毎日差し引かれます。

一般的にETFの信託報酬は投資信託より低く設定されています。

理由は、投資信託は販売会社(証券会社や銀行など)・運用会社(投資信託を運用する会社)・信託銀行(資金を管理する銀行)それぞれに信託報酬が発生する一方、ETFは販売会社である証券会社には信託報酬が発生しないからです。

管理手数料には信託報酬以外に隠れた手数料が発生します。隠れた手数料は目論見書では確認できず、運用報告書で確認できます。

隠れた手数料まで確認し、実質手数料で手数料を比較するのが大事です!

売却手数料

売却手数料は売却する時に発生する手数料です。これは投資信託もETFも売却時に発生します。

投資信託は商品ごとに定められた売却手数料(信託財産留保金)が発生します。しかし、商品によっては売却手数料(信託財産留保金)が発生しない場合があります。売却手数料(信託財産留保金)は目論見書で確認することができます。

ETFは、株式を売却するのと同じように証券会社で決められた売買手数料が発生します。しかし、最近は楽天証券やSBI証券で購入手数料無料・売却手数料無料のETFがあります。

投資信託もETFも長期積立に向いているインデックス連動の商品は購入手数料無料の場合が多いです。

楽天証券では、国内ETFは購買手数料・売却手数料の商品がありますが、海外ETFは購買手数料のみ無料で売却手数料は発生する商品があります。

投資信託とETFを比較すると「購入手数料」はどちらも商品によって無料。「売却手数料」はどちらも商品によって無料。(楽天証券の場合、海外ETFは売却手数料が発生)なので、投資信託とETFの手数料の違いは「管理手数料(信託報酬)」のみです。「管理手数料(信託報酬)」は一般的にETFの信託報酬は投資信託より低く設定されています。

違い③:自動積立

投資信託は毎月自動積立ができます。ETFは自動積立ができません。

投資信託は最初に商品と購入金額を決めて設定すれば毎月、自動で購入してくれます。自動で購入してくれるので、手間が一切かからないのがメリットになります。また、投資信託は最低購入金額が100円と少額から購入することが可能です。

投資信託の自動積立は楽天証券とSBI証券でカード払いが可能になっています。投資信託の自動積立でポイントも貯まるので、かなりお得です!

ETFは株式と購入方法が同じなので、基本的にま毎月自動で積立することはできません。毎月購入したければ自分で毎月買い付ける必要があります。しかし、一部の証券会社ではETFの自動積立ができるようです。

違い④:分配金

投資信託は分配金を受取と再投資を選ぶことができます。ETFは分配金を自動で再投資することはできず、受取るしかありません。

分配金は再投資せずに不労所得として現金を貰うことができます。しかし、分配金には税金が課税されます。(NISA口座の場合は課税されません。)

分配金を再投資することで複利効果を最大化することができます。不労所得がどうしても必要でなければ分配金は再投資するのがオススメです。投資信託なら再投資も自動でされるので手間は掛かりません。ただ、不労所得を得る方が資産が増えていると実感できるので長続きしそうです。

ETFは分配金を自動で再投資することはできず受取るしかないので、再投資したい場合は自分で買い付ける必要があります。ただ、投資信託のように最低購入額が100円~と低くはなく、ETFの場合は最低購買数が1口以上なので1回の分配金だけでは金額が足りず、すぐに再投資するのは難しいです。

まとめ

投資信託のメリットは自動積立・自動再投資ができることと証券会社によってはクレジットカード払いでポイントが貯まるとこですね!最初の設定さえしてしまえば、あとは全自動で積立・再投資してくるのでまったく手間がかからず、楽で確実に投資できるのは大きなメリットです。

ETFのメリットは管理手数料(信託報酬)が投資信託より安い傾向にあることです!

投資信託・ETFどちらも手数料 特に管理手数料(信託報酬)をしっかりと確認し、すこしでも手数料が安くなるようにするのが重要です!

投資信託・ETFどちらも手軽に分散投資できるので、是非 投資してみて下さい!

参考になれば幸いです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA