今月もそろそろ給料日ですね(*^^*)
今月の給与明細をよく見てみると先月よりも手取り額が減っている!?
って思った方は標準月額報酬が上がって、社会保険料が上がっているかもしれません!
今日は標準月額報酬について分かりやすくまとめたいと思います。
標準月額報酬とは
標準月額報酬とは社会保険料を計算しやすくするためのシステムです。
社会保険料には、厚生年金保険・健康保険・雇用保険があり、それぞれ保険料を毎月給与から天引きされています。
それらの保険料を毎月 計算するのは大変だから給与が○○円の場合は保険料は××円と決まっています。
社会保険料を決めるための給与が標準月額報酬と呼ばれます。
そして標準月額報酬は4月、5月、6月の3か月間の給与の平均額になります。ここで言う給与は総支給額です。住宅手当や残業手当も含まれます。
よく4月、5月、6月は残業し過ぎない方がいいよ。と言われるのは4月、5月、6月の総支給額が多いと社会保険料が高くなるからです。
税金が高くなると勘違いしている人がいますが違います。高くなるのは社会保険料です。
標準月額報酬の確認方法
自分の標準月額報酬がいくらになっているのか気になる方もいると思います。
そんな時は標準月額報酬表を確認しましょう!
標準月額報酬表は標準月額報酬が○○円の時に社会保険料××円というのが一覧になっていて、自分の標準月額報酬を知っていれば社会保険料が分かります。
逆に支払っている社会保険料を知っていれば標準月額報酬を知ることができます。
標準月額報酬表は加入している健康保険組合によって違います。
標準月額報酬表の確認方法は以下の記事で紹介しています。
標準月額報酬が高いメリット
標準月額報酬が高い=社会保険料が高いです。
標準月額報酬が高いメリット
・厚生年金保険料が高くなるので、貰える厚生年金も多くなる。
・ケガや病気で働けない時に貰える「傷病手当金」で貰えるお金が多くなる。
・育休中に貰える「出産手当」で貰えるお金が多くなる。
・ケガや病気で働けない時に貰える「傷病手当金」で貰えるお金が多くなる。
・育休中に貰える「出産手当」で貰えるお金が多くなる。
標準月額報酬が高くなれば社会保険料が上がります。
社会保険料が上がるのはデメリットですが、将来貰える年金が増えたり、ケガや病気で働けない時に貰える「傷病手当金」が増えたりとメリットもあります。
一概に4月、5月、6月は残業し過ぎない方がいいとは言えない ということです。
因みに私としては少しでも今貰える手取額を増やしたいので、4月、5月、6月は残業を控える派です(笑)
以上、参考になれば幸いです。