へーわです!
年金なんて払っても自分たちが貰う年齢になった時には若者が減っていて貰えない。
国の年金は頼りにならないから、国民年金保険料は支払わずに自分で老後資金を準備する。
って言っている人いますよね!
メディアでも年金崩壊とか特集組まれたりしています。
本当に国民年金は損なのか 計算していきたいと思います!
国民年金とは
国民年金は、20歳以上60歳未満のすべての人が納付する義務があります。
会社員は毎月、厚生年金をが給与から天引きされています。厚生年金の中に国民年金の保険料も含まれているので、会社員は選択の余地が無く毎月しっかりと国民年金、厚生年金の保険料を支払っています。
自営業など厚生年金に加入していない方は、毎月自分で国民年金の保険料を支払う必要があります。
会社員のように天引きされて自動的に支払うのではなく、自分で支払うので 払うのを忘れたり、支払に行くのが面倒くさかったり、支払う必要ある?と思ったりして支払っていない人が一定数いるようです。
国民年金の納付率は70%程度だそうです。
国民年金を支払う義務のある人のうち30%は支払っていないのが現状です。
国民年金の財源
国が国民年金を年金受給者(65歳以上の人)に支払う時の財源は、半分は納付者(20歳~60歳)が支払った国民年金保険料、もう半分は税金になります。
税金は皆さん確実に支払っています。しかし、国民年金保険料を支払っていなくて国民年金を貰う事ができない人がいます。
国の年金は頼りにならないから、国民年金保険料は支払わずに自分で老後資金を準備するという人が時々います。
その場合、国民年金受給額の半分は税金から出している事を考えれば税金分は損している事になります。
税金は今後も問答無用で徴収されるし増税の可能性が高いです。その税金は国が国民年金の支払いにも使っています。
国民年金が損か得か以前に税金も国民年金保険料も日本に住んでいる限り納付義務があるので、日本に住む以上納付するべきかなと思います!
どうしも嫌な場合は海外に行くしかないでしょ!
国民年金の保険料
2021年時点で国民年金の保険料は月額で16,610円です。
国民年金保険料は40年間(20歳~60歳)納付する義務があるので国民年金保険料の総額は7,972,800円になります。
月額16,610円×12か月×40年間=総額7,972,800円
国民年金の受給額
2021年時点で国民年金の受給額は月額で65,075円です。
国民年金は受給開始から死ぬまで貰う事ができる終身年金です。
10年間(65歳~75歳)受給した場合、国民年金受給額の総額は7,809,000円です。
月額65,075円×12か月×10年=総額7,809,000円
20年間(65歳~85歳)受給した場合、国民年金受給額の総額は15,618,000円です。
月額65,075円×12か月×20年=総額15,618,000円
30年間(65歳~95歳)受給した場合、国民年金受給額の総額は23,427,000円です。
月額65,075円×12か月×20年=総額23,427,000円
結論
10年間国民年金を受給できれば、払込額=受給額
20年間国民年金を受給できれば、払込額<受給額(受給額は払込額の約2倍)
30年間国民年金を受給できれば、払込額<受給額(受給額は払込額の約3倍)
平均寿命は男性81.41歳、女性87.45歳なので、払込額よりは多く受給できる人が多いとう結論です。
早く死ぬほど損して、長く生きるほど得をするということです!
最近では長生きリスクというくらいですから、国民年金の仕組みは現代にマッチしているとも言えますね。
ただ、やはり高齢化の影響で今よりは受給額が減って納付額は増えるでしょうね゙( 一一),…
以上、参考になれば幸いです。